かつおの刺身を食べる際には、薬味が欠かせません。
本記事では、かつおの本場高知の人が刺身を食べる際に使用する薬味について解説します。
ぜひ参考にしてください。※かつおのタタキにおすすめの薬味は『本場高知の食べ方!かつおのタタキにおすすめの薬味を一覧で紹介』をご覧ください。
※記事監修:かつおの本場、高知県中土佐町久礼、大正町市場の藁焼きタタキ専門店「山本鮮魚店」の店主山本忠宣。
【高知流】かつおの刺身におすすめの薬味
かつおの刺身におすすめの薬味は以下です。
・にんにく
・わさび
・大葉
・ねぎ
・けん(大根)
・みょうが
・しょうが
・すりおろし大根
それぞれ詳細に見ていきましょう。
にんにく
高知県民がかつおの刺身を食べる時の、最も王道の薬味はにんにくです。
にんにくはチューブではなく、厚くスライスしたものを添えます。
鮮度抜群のかつおと、ツンと来るにんにくスライスの相性は抜群。刺身とにんにくを同時に頬張りましょう。
アイディアとして、しょうゆに浸しておけば、徐々ににんにくの香りが増していくのでおすすめです。
わさび
わさびはかつおだけでなく、どの魚にも使用できる薬味ですね。
わさびは刺激だけでなく、わさび”あり”と”なし”の2パターン楽しめることもメリットです。
酒好きな人が多いことで知られる高知県民は、わさびを大盛りにする豪快な人が多いような…。
大葉
大葉は赤色のかつおの刺身に添えると、見映えが良くなるのでおすすめです。
また刻み大葉にすれば、香りが口いっぱいに広がり良いアクセントになります。
見た目と味の2点でかつおの刺身をより良くする、最適な薬味ですね。
ねぎ
大葉と同様に、ねぎは見映えを良くする際に使用できます。
さらにかつおの刺身と同時に食べても、味が引き締まるのでおすすめです。
根元の白い部分ではなく、緑色の部分を使うのがおすすめですよ。
けん
けんとは千切りに切った細い野菜のことを指し、刺身に添える件は多くの場合で大根です。
けんは見た目を良くする役割や、かつおを立てておく役割がありますが、最大の効果を発揮するのは食べた時です。
「けんを食べることはマナー違反?」…いいえ、そんなことはありません。しょうゆにたっぷりつけてお召し上がりください。
かつおの刺身とけんを同時に食べるのが好きな人は高知県民だけでなく、多くの方が好きですよね。
みょうが
高知のみょうがは全国生産量において約90%のシェアで圧倒的な1位を誇ります。
まさに県を代表するといえる野菜は、県を代表する魚「かつお」に添えないわけがありません。
そもそも相性も抜群で、かつおの刺身とみょうがにしょうゆをたっぷり漬けて食べるのがおすすめです。
みょうがは縦長に補足切っておきましょう。
しょうが
国内生産の約4割を占める高知のしょうがは、みょうがと並び県を代表する野菜です。
かつおの刺身に添える場合には、おろししょうがにするのがおすすめ。
直接食べるのではなく、しょうゆに溶かして楽しむ人が多いです。
通常のしょうゆ、しょうがを溶かしたしょうゆの2パターンを用意すれば、交互に楽しめますよ。
すりおろし大根
かつおの刺身にはマニアックな薬味になりますが、高知では添える人が多いです。
例えば高知県西部「鰹の國」と称される中土佐町久礼の漁師さんの多くは、すりおろした大根をしょうゆに溶かして食べています。
香り付けにもなりますし、味のアクセントをつけることも可能です。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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かつおの刺身は本場高知産がおすすめですが、高知と言えば「藁焼きタタキ」も外せません。
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