高知の旧国名「土佐」。
その名前を背負う料理名「土佐造り」をご存知でしょうか。
その正体について深掘りしていきましょう。
※記事監修:かつおの本場、高知県中土佐町久礼、大正町市場の藁焼きタタキ専門店「山本鮮魚店」の店主山本忠宣。
土佐造り=かつおのタタキ
土佐造りとは、高知の郷土料理「かつおのタタキ」の別称です。
かつおのタタキとは、かつおの表面を炙り、タレや薬味を沿えて食べる高知を代表する郷土料理です。
それぞれは全く同じ意味であるため、かつおの表面を炙った料理は「かつおのタタキ」と「土佐造り」のどちらで呼称しても構いません。
一般的に浸透しているのは「かつおのタタキ」ですが、お好みで使い分けましょう。
かつおのタタキをしょうゆで食べるのが「土佐造り」?
土佐造りとかつおのタタキは同じものを指します。
しかし「かつおのタタキをタレではなくしょうゆで食べる料理が土佐造り」という説もあるようです。
かつおのタタキは、ポン酢に近いタレで食べることが多く、しょうゆで食べればまた違った料理になります。
そういった意味では、使い分けられるのでタレかしょうゆかで呼び方を変えるのは合理的ですね。
しかしあくまで諸説あるので、かつおのタタキと土佐造りは同じものだと認識しておけば間違いありません。
かつおのタタキをしょうゆで食べて美味しいの?
ここで疑問が1つ。
かつおのタタキはしょうゆで食べて美味しいのでしょうか。
当記事を執筆した、かつおの本場高知県の「藁焼きタタキ専門:山本鮮魚店」の特製タレは、どちらかというとポン酢に近い味です。
しかしお好みであれば、しょうゆで食べても十分に美味しく食べていただけると考えています。
また「しょうゆマヨ」は高知の、主に漁師町では定番の食べ方の一つです。
まずはタレで食べるべきだと思いますが、アレンジとして「しょうゆ」または「しょうゆマヨ」で楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
土佐造りとは、かつおのタタキのことです。
かつおのタタキの本場が高知(旧国名が土佐)であるため、土佐造りと呼ばれているのでしょう。
本場高知のかつおの藁焼きタタキなら山本鮮魚店
高知県の中でも、「鰹の國」「土佐の一本釣りの町」と称される、かつおの本場中土佐町久礼の、大正町市場に店舗を置く山本鮮魚店では、その日に水揚げされた鮮度抜群の生かつおを、藁焼きタタキにして全国発送しております。
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