かつおのタタキには薬味がかかせませんが、種類が豊富なためどれを選べばいいのかわからなくなることもあると思います。
もちろん個人の好みで選ぶのが一番ですが、タタキに合うとされている薬味を選ぶことでより美味しく味わうことができます。
今回は高知流のかつおのタタキにおすすめの薬味について、本場高知のかつおの藁焼きタタキ専門店「山本鮮魚店」が解説します。
※記事監修:かつおの本場、高知県中土佐町久礼、大正町市場の藁焼きタタキ専門店「山本鮮魚店」の店主山本忠宣。
【高知流】かつおのタタキにおすすめの薬味
かつおのタタキにおすすめの薬味は以下です。
・にんにく
・ねぎ
・たまねぎ
・みょうが
・しょうが
・大葉
・かいわれ大根
・レモン、かぼす
・大根おろし
・トマト
それぞれ詳細に見ていきましょう。
※星の数はおすすめ度・必須度を示しているのでご参照ください。
【★★★】にんにく
高知流の食べ方として、やはりにんにくは欠かせません。
特に、スライスした生にんにくであればベストです。刺身に対して、数枚まぶして共に食べれば絶品。この際、ニンニクは薄くスライスすることで、タタキの風味を邪魔しないのでおすすめです。
また、適度な香りの強さのにんにくはかつおの生臭さを和らげる効果もあります。
【★★★】ねぎ
タタキをタレで食べる場合には、ねぎは必須の薬味といえるでしょう。タタキにねぎをまぶしてタレをつけると絶品です。
ねぎの辛味が強い場合は、水にさらしてしぼると緩和されるのでひと手間加えましょう。ちなみに高知県民の多くは、辛味を楽しむためにそのまま食べることが多いです。
【★★★】たまねぎ
シャリシャリと心地よい食感を楽しめるたまねぎはかつおのタタキにおすすめの薬味です。
辛さが邪魔をして味がわからなくなるのではないかと思うかもしれませんが、かつお自体の味が強いため問題ありません。
辛味が苦手な方は、ねぎと同様に水にさらしましょう。タレタタキを楽しむ場合は、にんにく×ねぎ×たまねぎは3種の神器ともいえる必須薬味です。
【★★☆】みょうが
独特な香りや苦みが特徴的なみょうがもかつおのタタキとよく合います。
また、食欲増進の効果もあるため夏バテ予防にも最適です。シャキシャキ食感を楽しみましょう。
【★★☆】しょうが
高知はしょうがの生産量日本一。しょうが文化が根付いているため、タタキの薬味としても重宝されています。
しょうがは「生」と「チューブ」のどちらでもおすすめ。タタキのタレに溶かして楽しむ方が多いです。ツンとくる辛味は、タタキとよく合います。
【★★☆】大葉
大葉もまた、定番の薬味のひとつです。千切りにして香りを楽しむもよし、そのまま使って他の薬味と共にかつおを豪快にまいて食べるのもよし、さらには大葉ソースにして添えるのもよしです。
栄養面でみても、共に食べることで免疫力向上の効果を得られるため、かつおとの高い親和性を持ちます。さっぱりとした味になるので、夏におすすめです。
【★☆☆】かいわれ大根
ほのかな辛味と爽やかな風味のあるかいわれ大根は、かつおのタタキでくるっと巻いて食べるといいアクセントになります。
大根おろしやニンニクスライスとの相性も良いためぜひ試してみてください。また、ねぎが無い場合の代替食材でもあります。
【★☆☆】レモン・かぼす
爽やかな酸味が特徴のレモンやかぼすは、かつおのタタキをさっぱりとした味わいにしてくれます。
またタタキだけでなく、かつおの刺身とも相性が良いのでおすすめです。
【★☆☆】大根おろし
タタキのタレに大根おろしを添えて食べると絶品です。大根おろしはキンキンに冷やしておきましょう。
レモンやかぼすを大根おろしに数滴たらして食べると、よりさっぱりします。
【★☆☆】トマト
意外と知られていませんが、かつおのタタキにトマトを添えて提供する飲食店は多いです。
タタキと一緒に食べるというよりも、彩りを豊かにする、口休めに食べる、という目的に添えています。プチトマトがおすすめです。
本場高知のかつおの藁焼きタタキなら山本鮮魚店
本場高知のかつおの藁焼きタタキのご購入を検討中なら、鰹の國・中土佐町の久礼大正町市場に店舗を構える「山本鮮魚店」はいかがでしょうか。
当店は、ダンボールなどの混ぜ物を一切入れない100%完全藁焼きです。また独自製法の『燻し焼き』で、圧倒的な藁の香りを実現しています。
「生」と「冷凍」の2種類をご用意。「生」の場合は、にんにくとねぎがセットです。
今回紹介した薬味と一緒に、本場高知のかつおの藁焼きタタキを、ぜひお楽しみください。
※ご質問などはホームページのお問い合わせ、またはLINE公式アカウントでお受けいたします。