かつおのタタキを食べようとした際に、タレがなくて困ったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
もちろんタレで食べたらおいしいですが、かつおのタタキには他にもさまざまな食べ方があります。例えば塩タタキなどは、高知で馴染みのある食べ方です。
本記事では、かつおのタタキでタレ以外におすすめの食べ方や、あると美味しくなる薬味について解説します。ぜひ参考にしてください。
※記事監修:かつおの本場、高知県中土佐町久礼、大正町市場の藁焼きタタキ専門店「山本鮮魚店」の店主山本忠宣。
かつおのタタキでタレ以外におすすめの食べ方
かつおのタタキでタレ以外におすすめの食べ方には、以下の7つがあります。
・塩タタキ
・ポン酢
・にんにく醤油
・しょうゆマヨ
・めんつゆ
・梅酢
・カルパッチョソース
それぞれ詳細に解説します。
塩タタキ
シンプルな味付けの塩タタキは、かつおの本場高知ならではの食べ方です。
塩タタキはかつおの味をダイレクトに感じるため、ごまかしがききません。鮮度が求められるため、鮮度抜群の高知のかつおはうってつけです。
薬味には、スライスした生にんにくを選ぶと良いでしょう。
藁焼き塩タタキに定評のある山本鮮魚店では、粗塩を使用しています。通常の塩よりも、粒が大きいほど美味しいです。
ポン酢
甘酸っぱく豊かな風味があり、柑橘類の香りを感じるポン酢は、かつおのタタキの味を一層引き立てます。
また、タタキの本場高知をより感じるなら、名産のゆずポンもおすすめです。ゆずの風味が口の中で広がります。
にんにく醤油
かつおのタタキには、にんにく醤油もおすすめです。にんにくの風味が感じられ、パンチのきいた味を楽しめます。
スタミナが付くため、暑さで疲れやすい夏にもおすすめです。
しょうゆマヨ
しょうゆにマヨネーズを加えることで濃厚かつクリーミーな味わいとなり、かつおのタタキの良いアクセントになります。
かつおのタタキに薬味をたっぷり乗せると、サラダ感覚で味わえる点も特徴です。
めんつゆ
めんつゆは甘みが強く風味が効いており、醤油や出汁の味がかつおのタタキによく合います。
甘みが気になる場合は、みょうがなどを加えて緩和しましょう。
梅酢
さわやかな酸味を楽しめる梅酢は、かつおのタタキと好相性です。
梅干しの味と酸味により、かつおのタタキがコクのある味わいになります。
カルパッチョソース
一風変わった洋風テイストのカルパッチョソース。さっぱりとしたレモンの風味を感じられ、かつおのタタキとは好相性です。
オリーブオイル・レモン汁・塩・こしょうなどを混ぜ合わせることで、自宅で簡単に作成できます。味の濃さはお好みで調節しましょう。
どのかつおのタタキの食べ方にもおすすめしたい薬味
どのかつおのタタキの食べ方にもおすすめしたい薬味は、以下の3つです。
・にんにく
・ねぎ
・たまねぎ
それぞれ詳細に解説します。
にんにく
かつおのタタキには欠かせない、高知で鉄板の薬味です。にんにくの風味がかつおのタタキの旨さを引き立たせます。
特に生にんにくがおすすめであり、かつおのタタキ一切れあたり数枚のスライスにんにくをまぶせると絶品です。
ねぎ
かつおのタタキにねぎを加えることで、辛みや香りを楽しめます。細かく刻んだねぎをたっぷりかけて食べましょう。
辛みが気になる場合は、水にさらして緩和させましょう。高知ではねぎの辛みも一緒に楽しむのが一般的です。
たまねぎ
シャキシャキと心地よい食感が特徴であり、かつおのタタキには主に薄くスライスしたものが使用されます。辛みが気になる場合は、ねぎと同じく水にさらすことで緩和しましょう。
また、甘みのある新玉ねぎもおすすめです。同じく春に旬を迎える初鰹との相性は抜群。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
かつおの藁焼きタタキを購入するなら山本鮮魚店
どのような食べ方をするにせよ、美味しく食べるには品質の良いかつおのタタキが欠かせません。
かつおの本場、中土佐町久礼の大正町市場に店を構える山本鮮魚店では、久礼漁港から直送された鮮度抜群の生かつおを、藁焼きタタキにして全国発送しております。
当店自慢の藁焼きタタキを、お好みの食べ方でお召し上がりください。