山本鮮魚店の独自藁焼き製法「燻し焼き」

燻し焼き（いぶしやき）とは、山本鮮魚店が考案した、かつおの藁焼きタタキの「藁の香り」を際立たせるための独自藁焼き製法です。

大量の藁を投入することで煙を立ち上げ。煙でしっかりとかつおを燻し、そのあと強力な炎で一気に焼き上げます。長い時間煙で燻すことで、燻製の香りを楽しめる藁焼きタタキに仕上げます。当店のかつおの藁焼きタタキは全て「燻し焼き」です。

燻し焼きにおいて、ダンボールや木片などの混ぜ物は一切入れません。最初から最後まで100％藁のみを使用して焼き上げます。

香り付けのためだけに最後に藁を使用するのでは香りが引き立ちません。藁のみを使用して藁焼きすることで、しっかりと藁の香り付けをします。100%完全藁焼きは燻し焼きの絶対条件です。

燻し焼きの条件は藁にもあります。使用するのは地元農家さんがつくってくれる、通常よりも丈が長い特注の藁。毎年9月～10月には従業員総出で藁の収穫祭を行います。

丈が短いとすぐ炎が立ち上がるため燻製の工程を挟めません。長い藁を使用することで、大量の煙が立ち上がり、かつおをしっかりと燻製することができます。

燻し焼きのタタキを最大限楽しむ食べ方は「塩たたき」と「タレたたき」がおすすめです。塩たたきは最も燻製の香りを感じることができ、当店に併設する食堂でも人気No.1を誇ります。

タレたたきは、燻し焼きに合うように開発した山本鮮魚店のオリジナルのタレがおすすめです。ねぎ・たまねぎ・にんにくなどの薬味をたっぷりとそえてお楽しみください。

山本鮮魚店の燻し焼きしたかつおのタタキは、店舗まで足をお運びいただくか、全国発送でお届けする形でご購入いただけます。

店舗ではお持ち帰り用のタタキを店頭で販売しているほか、併設の食堂では丼ぶりや刺身でお召し上がりいただけます。